化粧品の全成分表示のルール

まず、記載対象となるのは、商品、サンプル、テスターの3つです。

 

テスターに関しましては、容器への記載は義務付けられておりませんが、それは、店舗に置いてある物という性質上、対面での説明ができるためです。そして消費者から説明を求められた時には、すぐにその場で全成分表示が見られるようにしておく必要があります。

 

記載場所は、化粧品の容器のサイズ、外箱のあるなしによって異なります。

 

普通の物は、容器に直接記載するか、直接包んである物(布、紙、ビニールなど)に記載。または、外箱に記載するか、シュリンク包装(熱で収縮するプラスチックフィルムで商品を包み、加熱装置でフィルムを商品の形状にぴったり合う形で包装した物)に記載。

 

または、紐などで容器か被包材に直接つけられたディスプレイカード、容易には外れないようにつけたタグに記載します。比較的小さい商品(外箱がなく、内容量が50gまたは50ml以下の物、外箱があり、内容量が10gまたは10ml以下の物)は、「成分表は別に添付」との文を直接の容器か被包材に表示した上で、固着していない添付文書で全成分表示を行うことができます。

 

記載順

4パターンあります。

  • 全成分を配合量の多い順に記載する
  • 配合量の多い順に記載して配合成分1%以下は順不同で記載する
  • 着色剤以外の成分を配合量が多い順に記載した後に着色剤を順不同で記載する
  • 着色剤以外の成分を配合量の多い順に記載して配合成分1%以下は順不同で記載した後に着色剤を順不同で記載する

の4つです。

 

また、表示の際には、接頭語、接尾語を使用できません。天然、精製などの表示も認められていません。

 

キャリーオーバー成分(有効成分としてではなく、化粧品の防腐のためなどに使われる成分)は、表示の必要がありません。

 

薬用化粧品と呼ばれるものがありますが、これは、化粧品と同じような使い方をする医薬部外品のことで、「医薬部外品」と表示されています。化粧品には認められていない効果がありますので、どんな目的で使用したいかによって、「化粧品」を買うか、「医薬部外品(薬用化粧品)」を買うかを決めるとよいでしょう。

 

話題のエクラシャルムで成分を確認してみましょう

エクラシャルム

 

エクラシャルムは医薬部外品ですね。一定の効果が認められているということになります。
有効成分は一番グリチルリチン酸ジカリウムが配合量が多いことがわかります。